2009年09月26日

お土産要らない!

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昼の日射しも少し落ち着きはじめた夕刻前
それは、例の古書店の近辺・・・ 不思議な雑貨屋の近く・・・
前に見つけた古めかしい喫茶店と同じ通りにあった。

たまに歩く道なのに その日その時まで全く気付いていなかった。
隣の画廊は記憶にあるし、向かい側の町家に至っては格子に貼ってあるポスターの内容まで覚えている。なのにこの店だけが不思議と視界に入っていなかった。

すごくインパクトのある名前のカフェで、路上に看板まで出ているのに・・・
なぜだろう・・・ おかしな事もあるものだ。

こんなところに、こんなにおどろおどろしいカフェがあったなんて・・・
記憶に無い、そして店の名前が、又、やってくれてやがる。 

「冥土カフェ」・・・

・・・ ・・・ ・・・ 

いいのだろうか! いいのだろうか!
名前そのままだし、店は思いっきり色あせているし、
とってもシュールだし、だから好きなんだけれど、でもお茶飲む時間無いし、
といって無視して通り過ぎる訳にいかないし、
は〜ぁあ! しょうがない、セピアな空間に躊躇なく脚を踏み入れた。
(結局躊躇なくかよ・・・)

人気の無い薄暗い店内に向かって「すいません」と呼んでみた。
奥の襖の陰から蚊の鳴くような声で「は・・・はい・・・」と聞こえたと思ったら、老婆がカサカサっと床を這ってこちらに向かって・・・

そんな訳がない。
イメージがあるので、誰が出てきたのかは伏せておこう。
別に変な意味ではないけれど。

話を聞いたら、店は2年程前からここにあるらしい。
実はほんの数時間前、近くにある、開いているのか閉まっているのかわからない例の古めかしい喫茶店の事を、店の外におられた隣の料理屋の女将さんに聞いた直後、この道歩いていたのに・・・

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何故か、不思議と全然気付いていない。
見えているようで見えていないもの
ひょっとしたら、他にも沢山、あるかもしれない。
気付いてないだけで。



メディーック

怖そうな店じゃなさそうだし、一度みんなでワイワイ行ってみるか!
軽くお酒もあるし、暗くなったらもっと雰囲気もありそうだし、
とってもレトロだし・・・ たぶん楽しめるかも!
よければ、案内・させて・いた・だき・ま・す・よ・・・ 。

でも お土産だけは買うのは止めておくよ 

やっぱり・・・ 

ちょっとな・・・





posted by メディック | Comment(10) | TrackBack(0) | 救助日誌

2009年09月13日

ダリる

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にやけた太陽の微妙な季節が終わり、打って変わってすがすがしい太陽のとても気持ちいい季節に突入してしまった。
「しまった」と言う表現だが、別に残念がっているわけでもない。ただ、何となく街の灼けたあの独特な匂いが跡形も無く何処かに行ってしまったのが、ちょっと心残りなだけで・・・

朝いつも通りいつもの信号で停車し、前方の信号が変わるのを待つ。先頭にいた場合少しばかりアクセルを踏めば、次の信号をタッチの差で左折出来る。青になったと同時にアクセルを踏み込んだ。余裕だ!
ところが半分も進まないうちに前方の信号がとっとと黄色から赤に変わりやがった! プログラム変更になったんだ。そんなに気を使う道路事情の処でもないのに・・・。時間ギリギリに会社に滑り込む俺にとっては少々問題がある。その日はおまけに途中道路工事をやっていて、警備員が旗を振って片側通行の指示を出していた。もう、よりによって、遅刻じゃん。でも慌てて事故を起こすのも論外だし、気を落ち着かせて職場に向かうことにした。

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その時改めて感じる。いつもの当たり前は単なる偶然にすぎないと。信号機や道路に携わる多くの人のおかげで当たり前にしてもらっていただけだと。そして、ほんのわずかな出来事や変化で当たり前はそうじゃ無くなってしまうってことも。

最近いつも当たり前だと思って何事にも横柄になっていた。ちょっと気が緩めばこれだ、感謝する事を忘れないでおかないといけない。なるべく後悔という文字を近づけないように。
物事ならあって当たり前、生命のあるものなら居てくれて当たり前だと思わず、大切にして生きて行きたい。

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結果的にその日のタイムカードにはいつもと同じく始業1分前の時間が記録されていた。結局はセーフなんだ。この神業だけは相変わらずみんなに恐れられていると同時に不思議がられている。どこで調節しているんだろう。毎日当たり前のように・・・



メデーック

いつも言っているが、人生は1回しかない。 たぶんな!

だから、毎日は感謝しつつも楽しく過ごさなければならない
そして、願わくば、彼のような言葉を宣うてみたい。

「目覚めたとき、私は最高の喜びを感じる。 自分がサルバドール・ダリであることに」

いいぞ! ダリ!

俺も明日の目ざめにダリってみるか!


posted by メディック | Comment(12) | TrackBack(0) | 救助日誌

2009年09月03日

脳に刺激

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いろんなところで、いろんな人が生活している。
それぞれの、何気ない生活、何気ない日常。


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微妙な季節になった
昼間は暑いが朝夕はめっきり涼しくなった
虫の声が夏タイプから秋タイプに入れ替わった
コーヒーのホットを飲むようになった
間違いなく空が高くなった
大好きな太陽のにやけ方が優しくなった
湘南の海が秋の顔になった
そして、気持ち日射しが柔らかくなった。

夏が終わり秋になると、動物や植物が少しずつ姿を消し始め
それを感じた人間が物悲しくなってしまう、と言う説がある
その通りかもしれない。


最近何となく少し臆病になった気がする。
大人になったからか。
だから先週、脳に刺激を与える為、少し車を走らせ違う土地に行ってみることにした。
のんびり湖畔を走り、峠を越えて目的地にたどり着くコースを選ぶ。
普段目にしない景色は刺激があっていい。
それに現地で本来の目的とは違うものにも出会った。

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「ハンマリングマン」だ
この他にも「チャタリングマン」「フライングマン」「ランニングマン」もいるらしい。

作者は言った
「それらは私たちの日常生活から離れたところにあるわけではありません。それらは生活のただ中で私たちが見失っているもの、いつのまにか現実という枠組みのなかにとじこめてしまっている私たちの精神を活性化させてくれます。」

脳がいつもと違う刺激を与えてもらって
「ありがとう」言うのがわかった。

メディーック

「芸術は精神のために」こそある

と言う事は、
秋も精神のためにあるということだな。
posted by メディック | Comment(16) | TrackBack(0) | 救助日誌
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